トースト通知
アンドロイドにおける通知は基本的に二種類。
ひとつはステータス通知。
もうひとつはここで紹介するトースト通知 (Toast Notification) です。
ステータス通知はステータスバーにアイコンを残すことで、たとえユーザーが通知時点で画面を見ていなくとも、 次回画面を見たときに注意をひく、というものでした。
それに対して、トースト通知は画面に通知したい文字を表示して、消えてしまうので、ユーザーが画面を見ていると考えられるタイミングでの通知という風に使い分ける必要があります。
トースト通知の実装方法
ここで作成する通知は至って簡単です。
ボタンを押したときに、デフォルトの位置にトースト通知を表示します。
通知位置は変更可能です。ここでは次のように右上に通知を表示してみましょう。
実装法方は次の通りです。
Toast toast = Toast.makeText(
this, "Hello", Toast.LENGTH_SHORT);
toast.setGravity(Gravity.TOP | Gravity.RIGHT, 0, 0);
toast.show();
setGravity メソッドで表示位置を変更しています。