Bluetooth
Bluetooth は近距離のデバイスを接続する方法として、非常に便利です。
特に RFCOMM という Bluetooth プロトコルがあるために、既存のシリアル通信デバイスを Bluetooth 端末にポートすることも容易です。
Android では RFCOMM チャネルを確立したあと Bluetooth ソケットを作成して通信します。具体的には記事の中で説明します。
また 2010年にリリースされた Bluetooth 4.0 (Bluetooth Low Energy、BLE) なども広く普及してきており、応用分野が広がっています。
クラシック Bluetooth
- Bluetooth を利用するためのパーミッション設定
- Bluetooth を有効化する方法
- 利用可能なデバイスを発見する方法
- ペアリングされたデバイスリストの取得
- Android 間での RFCOMM チャネルの Bluetooth 通信 1/2 (概要)
- Android 間での RFCOMM チャネルの Bluetooth 通信 2/2 (プログラムの実装)
現状、実際の事例としては Android 端末同士はクラウド上のサーバーにインターネット経由で接続することが多いです。 Bluetooth が活躍するのは、Android をハブとして各種 IoT デバイスとの接続が行われる場合が主です。
Bluetooth シリアルモジュール HC-06 と温度測定アナログ IC を利用して遠隔温度計を作成し、それに Android 端末から接続してデータを読み取る例を「Bluetooth デバイスに接続する Android クライアントを作成する方法」に記載しました。
IoT については「基礎からの IoT 入門」も参考にしてください。