OpenGL による 3D グラフィックス
OpenGL (Open Graphics Library) はもともとアメリカのシリコン・グラフィックス社が開発した 3D (3次元) グラフィックスのためのプログラミングインターフェイスです。
規格がオープンで、 UNIX/Linux、Windows、Mac OS、Java など多くの環境で広く実装されています。
Android の開発では、組み込みシステム向けの OpenGL のサブセットである OpenGL ES (OpenGL for Embedded Systems) を利用できます。
ここでは Android アプリで OpenGL をどのように使うのか説明します。
なお、私は3次元グラフィックスの専門家ではありませんので、 グラフィックスの理屈などについては、 記述の誤り不正確な箇所が多々あるかもしれませんが、その点に関してはご了承ください。
あるプログラマが、なるべくわかりやすく解説しようとした参考資料と考えてください。・・・というか、私の入門シリーズそのものがすべてそのスタンスなのですが・・・(苦笑)
特に OpenGL のプログラミングではある程度その内容を理解しないと、呪文として闇雲に書くコードだらけになりがちなので、 なるべく内容を噛み砕きつつ、解説しているつもりです。
と、前置きはこの位にして大胆に書いていきます!
- Android で OpenGL を利用する方法
Android で OpenGL を利用するための基本的な方法について記載します。 - OpenGL を利用して立方体を描こう!
一番最初の OpenGL 利用例として球を描いてみましょう。基本的なアプリケーション構成についてはわかっていることとしていますので、 必要なら最初に Android で OpenGL を利用する方法 をチェックしておいてください。 - OpenGL で図形を回転させてみよう
回転させてみる場所を立体的にみえるか試してみましょう。 - OpenGL での光源と質感 (ライティングとマテリアル) の設定
ライティングとマテリアルの設定を行うことで、影などのある立体的な図形を描きます。