Google Maps Android API v2 による地図の利用
スマートフォンにとって地図情報はきわめて重要です。
2012年、アップルが iPhone 5 で粗末な地図アプリを搭載したまま出荷。 それで大きな批判を浴び結局、幹部の解雇、謝罪、他社のマップアプリの推奨・・・と続き、 最終的に Google が Google Maps を iOS 向けに出しなおしてユーザーの怒りが収まった・・・
そもそもモバイルデバイスですから、根源的にその移動性を補助するツールが重要なのは当然ともいえます。
Google 社は Google Maps の開発とデータのメンテナンスに異常なほど力を入れています。
ここでは、その Google Maps の情報をアプリケーションから使うための方法を紹介します。
Google Maps Android API v2
2012年12月、Google は Google Maps Android API v2 を公開しました。
もともと MapView で地図の利用はサポートされていましたが、今回は 3D 表示などの機能が取り込まれました。
それに伴いアプリケーションからの利用方法も少々変わっています。また、試すと分かるのですが 2013年3月現在、 Google Maps Android v2 の "Getting Started" (はじめよう) で紹介されている手順は、細部が省かれており少々分かりにくいので、 この記事で行間を埋めるべく、細かく書いていきたいと思います。
- Google Maps Android API v2 を利用するための Google Play Services API ライブラリのインストール
- Google Maps Android API v2 を利用するための API キーの取得方法
- Google Maps Android API v2 を利用するためのアンドロイドマニフェストの設定
- Google Maps Android API v2 を利用するための Google Play Services API ライブラリの参照
- Google Maps Android API v2 を利用する簡単な例
- Google Maps Android API v2 で指定した場所を表示する方法